9月20日にプレイステーション4用ソフトウェア『F1 2018』を発売するユービアイソフトは8月16日、最新トレーラーを公開し、このなかでゲームに収録される全20台のクラシックF1マシンを明らかにしている。
コードマスターズが製作する同ソフトは、F1唯一の公式ゲームとしてF1ファンやレースゲームファンの間で人気を博すF1ゲームシリーズの最新作だ。今回、その『F1 2018』に昨年発売された『F1 2017』で好評を得たクラシックF1がふたたび収録されることがアナウンスされた。
本作ではすでに初回生産限定特典として、2009年のチャンピオンカー『ブラウンBGP-001』と2003年製『ウイリアムズFW25』が特別収録されることが伝えられているが、今回新たに1970~80年代に活躍したフェラーリ、ロータス、マクラーレンのF1マシン、合計6車種を加え、都合8台のクラシックカーが登場することとなった。
新規追加される6台にはジェームス・ハントとニキ・ラウダのライバル関係を描き、2013年に劇場公開となった映画『RUSH/プライドと友情』にも登場した『マクラーレンM23D』と『フェラーリ312 T2』が含まれる。
また、ロータスからは1972年にエマーソン・フィッティパルディがドライブした『ロータス72D』、マリオ・アンドレッティが1978年に乗り込んだ『ロータス79』という2台のチャンピオンカーが登場。
さらに、1979年にタイトルを獲得した『フェラーリ312 T4』、2016年に幕を下ろした“MP4シリーズ”の2作目となる1982年の『マクラーレンMP4/1B』も収録されるという。
これら8台に加えて『F1 2018』では前作で登場した12台のクラシックカーが再収録され、そのラインアップは合計20台に。2018年シーズンのカレンダーに合わせて新たに収録されるフランス、ポール・リカールやドイツのホッケンハイムといったサーキットの拡充を含め、これまで以上にゲーム内のクラシックイベントを楽しめる内容になっているはずだ。
「私たちは『F1 2018』に20台ものクラシックマシンを収録できたことを大変喜ばしく思います」と語るのはゲームディレクターのリー・マザー氏。
「クラシックマシンは前作で大変好評だったので、本作ではもっと台数を増やして(ユーザーの)選択肢を増やしてあげたいと考えていました。1970年代と1980年代のマシンは最近のマシンと比べるとまた異なる体験ができます。往年のマシンはみな、見た目も音も素晴らしいです」
9月20日発売予定の同ソフトはディスク版が7980円(税込)、デジタル版は7100円(税込)となっており、いずれもプレイステーション4で楽しむことができる。