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F1 ニュース

投稿日: 2018.08.23 12:32

目指すはF1タイトル獲得、優秀な若手ドライバーと技術陣を擁した2019年のレッドブル・ホンダ体制

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F1 | 目指すはF1タイトル獲得、優秀な若手ドライバーと技術陣を擁した2019年のレッドブル・ホンダ体制

 レッドブルが、2019年からピエール・ガスリーを起用すると発表した。これで2019年シーズンのレッドブル・ホンダのドライバーラインアップは、20歳(9月30日で21歳)のマックス・フェルスタッペンと22歳のガスリーというフレッシュなコンビに決まった。

2018年F1第8戦オーストリアGPで優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン

 年齢的には若いふたりだが、実力的には勝利を目指すレッドブル・ホンダにとって不足はない。フェルスタッペンは2016年に史上最年少でF1初優勝を飾った逸材。2017年もチームメートのダニエル・リカルドを上回る2勝を挙げ、予選では13勝7敗とリカルドを大きく上回った。2018年もすでにオーストリアGPを制し、予選では9勝3敗とリカルドを圧倒。それがリカルドの離脱の一因になっていたとも言われている。

 近年のF1で、デビューから2シーズン以内に初優勝を遂げ、以後3シーズン連続で1回以上、優勝しているドライバーは、アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハー、デーモン・ヒル、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテルとフェルスタッペンしかいない。

2018年F1第2戦バーレーンGPで4位に入賞したピエール・ガスリー

 一方のガスリーは今年、F1にフル参戦したばかりにも関わらず、すでに光る走りを披露している。バーレーンGPでは4位を獲得。フェルスタッペンの1年目の最高位に早くも並んだ。

 したがって、オーバーテイク・キングの異名を持ち、これまで幾多の名勝負を披露してきたリカルドの離脱は残念だが、フェルスタッペンが2年目に急成長したように、ガスリーが来年飛躍すれば、ドライバーラインアップは決して悲観することはない。

 そうなると、レッドブル・ホンダが2019年に勝利を収めるために重要な鍵となるのは、ホンダのパフォーマンスとなる。

■2019年はホンダとレッドブル・テクノロジーがパワーユニットとマシン開発を推進


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