F1の商業担当取締役であるショーン・ブラッチスは、2019年のカレンダーにドイツGPを載せることに対して自信を見せている。主催者との間で継続中の交渉が好ましい方向に進んでいるようだ。
ドイツGPは、2008年から2013年まではホッケンハイムとニュルブルクリンクがシーズンごとに交代で開催してきた。だがその後ニュルブルクリンクが財政的理由により開催権を放棄したため、ホッケンハイムが隔年で開催して現在に至っている。
ホッケンハイムも財政面でニュルブルクリンクと同じような道をたどりかけていたものの、2018年の決勝レースでは過去10年間の平均観客数を大きく上回る71,000人という実績をあげた。
したがって、F1とホッケンハイムはともに、2019年ドイツGP開催を検討の対象から外していない。
ブラッチスは今週ロンドンで「私は楽観主義者なのだ」と述べ、以下のように続けた。
「まだ2019年のスケジュールは発表していないが、近日中に、おそらくスパあたりで発表できるだろう。私のドイツ語は流暢ではない。まあまあといった程度だが、交渉はうまく進んできた」
ドイツGPの主催者であるホッケンハイムのマーケティングディレクター、ジョーン・テスケはこの件の詳細について多くを語ろうとしないが、リバティ・メディアとの交渉が続いていることについては認めた。
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