マックス・フェルスタッペンは、2018年の残り7戦のうち今週末に開催されるF1第15戦シンガポールGPがレッドブルが強力な結果を出すことができる最大のチャンスのひとつだと考えている。
2017年のシンガポールGPではダニエル・リカルドがメルセデスのふたりの間に分け入って2位でフィニッシュしたが、フェルスタッペンは運に恵まれず、最初のコーナーでフェラーリの2台が接触するアクシデントに巻き込まれリタイアを喫してしまった。
曲がりくねったマリーナベイ・ストリート・サーキットはレッドブルRB14のシャシーと相性が良く、レッドブルの両名が表彰台フィニッシュを飾るか、優勝さえも可能だとフェルスタッペンは考えている。
「チーム全体がシンガポールGPを楽しみにしていると思う。なぜならそこでは良い結果が出せる大きなチャンスがあると分かっているからね」とフェルスタッペンは語った。
「過去にシンガポールでは強力なレースをしてきたし、今年は表彰台に挑むことができるはずだ」
「あそこでのドライブは本当に楽しめる。多くのコーナーがあってとてもバンピーだが、そのおかげでマシンの適切なセットアップを見つけるのが一層面白くなるんだ」
シンガポールGPでは夜間の投光照明の下でのレースに適応しなければならず、また非常に湿度の高いコンディションになることから、ドライバーにとって厳しいレースになることで有名だ。
「ナイトレースと高い気温には限界を試されることになる。僕にとってシンガポールはシーズンのなかでも体力的に一番きついレースだね」
「でも長い時間をかけて準備をしてきたよ」
「一般的にナイトレースは日光の下でのレースとは少し違う。ナイトレースには大部分のレースにはない特徴があるんだ」
「週末全体の雰囲気はとても熱狂的だし、フライアウェイレースを始めるのには完璧なレースだね」
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