2018年F1第15戦シンガポールGPで、ホンダはトロロッソとともに再び好結果を挙げることを目指していくと、ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏は語った。
マリーナベイ市街地コースでナイトレースとして行われるシンガポールGPは、マシンにもドライバーにもタフなグランプリだが、トロロッソ・ホンダのパッケージとコースの相性はいいと田辺テクニカルディレクターは考えている。
「今回のレース開催地となるシンガポールは、高温多湿な気候とナイトレースと言う点が大きな特徴になります。市街地に設置されたコースには23ものコーナーがあり、またその多くは直角に近い低速コーナーです。シーズン中、最もシフト回数が多く、コーナー立ち上がりでのドライバビリティがパワーユニットとしては重要なポイントとなります」と田辺氏は語った。
「高温多湿、ナイトレース、息をつく暇もないコースレイアウトなど、ドライバーにとってはたいへんタフなレースとなります。ふたりのドライバーに十分走り込んでもらい、きっちりとパワーユニットのセッティングを整えた上で決勝に臨みたいと思います」
■トロロッソ・ホンダのパートナーシップ発表から1年。「強固な信頼関係を築き、着実に進歩している」と田辺TD
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