セバスチャン・ブエミが、シンガポールGPに来ていた。ブエミは1週間前の9月5日に、イタリア・ファエンツァにあるトロロッソのファクトリーでシートフィッティングを行ったばかり。その様子は、トロロッソがチームの公式ツイッターで以下のように紹介している。
「Ciao Seb! Our reserve driver stopped by earlier today for another seat fit」
「こんにちは、セブ。私たちのリザーブドライバーがシートフィッティングのために今朝やってきました」
ブエミによれば、「シートフィッティングは、トロロッソから連絡が来て、行っただけ。F1に復帰するのかどうかは、僕にはわからない」と語っている。
トロロッソ・ホンダは、すでにピエール・ガスリーの2019年レッドブル移籍が決定しており、ブレンドン・ハートレーの残留は未定だ。つまり、少なくとも1つは空きがある状況で、場合によっては2つともドライバーが入れ替わる可能性もある。
そこで注目されているのが、かつてトロロッソでF1を戦い、現在レッドブルとトロロッソのリザーブドライバーを務めているブエミだ。
ブエミは2009年にトロロッソからF1にデビューし、いきなり開幕戦のオーストラリアGPで7位に入賞したが、その後、その成績を上回る結果を残せないまま、2011年シーズンを最後にF1の表舞台から姿を消した。
しかし、ブエミの真価はその後、発揮される。
■セバスチャン・ブエミとブレンドン・ハートレーの違い
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