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F1 ニュース

投稿日: 2018.09.20 17:00
更新日: 2018.09.19 17:46

「僕にとって最高の思い出は、やっぱり2006年」。数々の名勝負を繰り広げてきたフェルナンド・アロンソが挑む最後のF1日本GP鈴鹿

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F1 | 「僕にとって最高の思い出は、やっぱり2006年」。数々の名勝負を繰り広げてきたフェルナンド・アロンソが挑む最後のF1日本GP鈴鹿

 今年の夏、2018年シーズン限りでいったんF1から姿を消すことを発表したフェルナンド・アロンソ。所属するマクラーレンの発表は「アロンソは2019年シーズンのF1を走らない」というもので、『引退』という二文字は使用しなかった。アロンソ本人も「チームは今後、もっと強くなるだろうし、そうなればF1に戻る可能性はある」と、2020年以降のF1復帰に含みを残している。

 しかし、1981年にスペイン・アストゥリアス州オビエドで生を受けたアロンソは、今年の7月に37歳になった。現役レーシングドライバーとして、アロンソに残された時間はそう長くはない。2018年シーズンの戦いが最後のF1になったとしても、不思議はない。

 2005年にルノーのマシンを駆って、当時のF1史上最年少チャンピオンに輝いたアロンソは、翌2006年に皇帝ミハエル・シューマッハーと壮絶なタイトル争いを繰り広げた末に、2連覇を達成。偉大なチャンピオンたちの仲間入りを果たした。

 だが、その激しい感情から、チーム内で波風を立てることも少なくなかった。2連覇を達成した後に移籍したマクラーレンでは、チームメイトのルイス・ハミルトンと骨肉の争いを演じ、居場所を失ったアロンソはわずか1年でチームを去った。

 その後、ハミルトンは4度チャンピオンに輝いたが、「おそらく僕が対戦したなかで最も手強いドライバーであり、F1史上で最も偉大なドライバーのひとりだ」と、いまもアロンソの実力には一目置いている。

F1第14戦イタリアGP フェルナンド・アロンソ

 そのアロンソにとって、2018年のF1日本GPは特別なレースとなる。鈴鹿は小さな頃アイドルだったアイルトン・セナが愛したサーキット。その鈴鹿でF1を走らせるのが、今回が最後になるかもしれないからだ。

■記憶に残る2006年のミハエル・シューマッハーとの一騎打ち


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