好評連載中のホンマさんの自宅特派員レポート。最初から最後までカオスの連続だったシンガポールGPをお届けします。
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こんにちは、自宅特派員のホンマです。
みなさん、お元気でしたか?
わたくしホンマは、試される大地、でっかいどーほっかいどー在住でございますので、先日の台風と地震の災害パンチに加えての、ライコさん(キミ・ライコネン)F1残留移籍ニュースでノックアウトいたしました。
地震台風キミおやじ。おやじ誰だ。
今後はもう、何が起きても大丈夫な気がします。
平成最後の2018年、刺激的ですなあ!
ところでその台風。
ただでさえどえらい風だったので、お外のガラガラガッシャン音もたいして気にもせず、健やかに就寝しておりました。
翌朝ベランダを覗いたら、防護壁がお隣の物干し竿に突き破られておりました……。
ものの見事に、壁がバラバラ事件。
おかげさまで、たいそう風通しのいいベランダになりまして。
しかも修理が来る予定の日に、あのでっかい地震がきてしまったので、今だに見晴らしよく暮らしております。
冬がくるまでには、直るといいなあ~。
そして地震。
14階の我が家は、タンスがふっとびましたよ。
いや本当に、あぶねえあぶねえ。
その後の停電に加えての断水、といっても我が家はありがたいことに数日で復電してくれたのですが、
これが真冬じゃなくて本当によかったと、心から思いました。
電気ないと、水道も家の中で軽く凍りますからねぇ。
いまだ余震はちょこちょことはございますが、数はだいぶん減りました。
喉元過ぎれば熱さ忘れるを地で行くわたくしは、もうすっかり日常生活に戻っております。
そうそう、ラリー北海道にも行ってまいりましたよ!
イベント中止が多い中、よくぞ開催してくれました。
十勝は地震の被害も少なく、何不自由なくおいしいものがたんと食べられました。
旅行を中止される方が多く、ホテルのキャンセルも相次いでいるそうです。
北海道旅行、今が狙い目ですよ!
みなさん、どうか復興の手助けと思って観光にきてくださいー!
ラリー北海道名物、泥浴びもしてまいりました。
そして我らがライコさん。
フェラーリ残留できなければ、引退だろうと思っていた時がありました。
いや、みんなそう思っていただろう!
まさか古巣ザウバーに戻るとは、誰も予想できなかったはず。
おかげさまで、我らファンもザウバーにカンバックサーモンです。
ライコさんには、契約の2年間、楽しく好きなように走っていただきたい。
そしてあわよくば、うっかり高いところにも上っていただきたい。
2年間、わたしも楽しく応援させていただきますよー!
それではシンガポールGPをば。
去年は運よくシンガポールGPを現地観戦できたのですが、
今年はラリー北海道のため、帯広のホテルでタブレット観戦とあいなりました。
旅行中でもライブ観戦できるなんて、本当に便利な時代ですなあ。
そうそう去年は、始まったと思ったら終わって(ライコさんが)しまいましてね。
「わたし、なんでここにいるんじゃろ」と途方に暮れたあの日。
朝も暑けりゃ夜まで暑いシンガポールの、甘酸っぱい思い出でございます。
シンガポール、抜けないんですよねぇ。
1秒以内につけれたとしても、直線短いから並ぶ前に次のコーナーがくるって、なんというドライバー殺し!
わたしの中では申し訳ないけれど、観ていて一番退屈なコースでございます。
おなじ市街地コースでも、モナコは洗練されていて楽しいんだよなぁ。
予選で、とっちらかりが透けて見えていたフェラーリさん家。
最終アタックでメルセデスの後ろに出されて、タイヤの熱入れに苦労する(セバスチャン・)ベッテルさん。
飛んで火にいる夏の虫たあ、このことですよねぇ。
何も失わずに何かを失わせる。メルセデスさん、本当そつないですな。
おかげさまもあってかの、ハミさん(ルイス・ハミルトン)ポール!
我らがライコさんは、安定の5番手でございます。
このコースで5番手。きついなあ……。