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F1 ニュース

投稿日: 2018.09.23 12:28
更新日: 2018.09.23 12:29

フェラーリF1代表、成績不振の責任は自身にあると主張。ベッテルも「僕はチームの味方だ」と擁護

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F1 | フェラーリF1代表、成績不振の責任は自身にあると主張。ベッテルも「僕はチームの味方だ」と擁護

 フェラーリF1代表のマウリツィオ・アリバベーネは、チームが2018年の選手権を制することができなかった場合、責を負うのは自分自身だと述べている。

 現在セバスチャン・ベッテルは、ドライバーズ選手権においてメルセデスのルイス・ハミルトンに40ポイントの差をつけられている。一方コンストラクターズ選手権では、あと6戦を残した現時点でフェラーリはメルセデスに37ポイントの遅れをとっている。

 フェラーリはモンツァとシンガポールの直近2レースで、メルセデスとの差を縮めるつもりでいたものの、結果はハミルトンが両レースで圧勝することになった。

 先週末のシンガポールで、アリバベーネはもしフェラーリのパフォーマンスが低下したことへの責任があるとしたら、それは自分が負うべきものだと主張した。

「結果が出ないならば、それは私の責任だ。セバスチャン(・ベッテル)やエンジニア、メカニックの責任ではなく私の責任なのだ」とアリバベーネは語る。

「誰かを責めたいのなら、私を責めるべきなのだ。すでに批判は受けている。批判し続けることへの必要性は感じていないが、もししたいというのなら、相手はここだ」

「誰からの批判でも私は受け入れる。特に勝利を飾っていた私の前任者たちからはね。ただし誠意ある批判だけで、不誠実な批判は受け入れない。不誠実な批判は正しいものではない」

 チームはシンガポールGP予選での戦略が裏目に出たことで批判された。ベッテルのポールポジション獲得という、重要なチャンスがふいになったと考えられているからだ。

 さらにレースでは積極的なピットストップ戦略を採ったものの失敗に終わり、ベッテルの順位を3位に下げることになってしまった。

「僕たちはその戦略を選び、努力もしたが上手くいかなかった。僕たちがレースにおいて決断したことは、アグレッシブに試すことだった。見込みがあると考えたから、そうしたんだ」とベッテル自身が日曜に語っている。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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