ザウバーF1チーム代表のフレデリック・バスールは、キミ・ライコネンの起用はフェラーリとの技術提携とは関係なく決められたものだと主張している。
ザウバーに関しては、少なくともひとつのシートはフェラーリに最終決定権があると見られており、2019年はフェラーリのジュニアであるアントニオ・ジョビナッツィが、ライコネンのチームメイトを務めることになると予想されている。
しかしバスールによると、ライコネンは彼自身とザウバーとの関係を理由に移籍するのだという。
「フェラーリはこの件とは関係がない」とバスールはNeue Zurcher Zeitungに語った。
「フェラーリに残留できないことに気づいたキミは、すでに構築されていた我々との関係性に目を向けた」
「彼から電話があり、我々は顔を合わせた。私と同じようにキミも単刀直入なやり方を好む。契約は非常に早く進んだ。4日もかからなかった」と彼は付け加えた。
一方で、次戦ロシアGPでの金曜フリー走行1回目にはジョビナッツィが起用されることとなっており、来季F1復帰を果たすにあたっての大きなチャンスを掴んでいる。しかしバスールは、マーカス・エリクソン続投の可能性を除外してはいない。
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