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F1 ニュース

投稿日: 2018.09.25 16:38
更新日: 2018.09.25 18:16

『拝啓 鈴鹿サーキット様』2019年以降、日本GPを大きく発展させるための私的提言【今宮純のF1日本GPコラム】

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F1 | 『拝啓 鈴鹿サーキット様』2019年以降、日本GPを大きく発展させるための私的提言【今宮純のF1日本GPコラム】

 2019年はレッドブルとホンダがタッグを組み、さらなる盛り上がりが期待される来季のF1。各グランプリではオレンジ色に染まったマックス・フェルスタッペンのファンたちが大きく目立っているが、2019年のF1日本GPでもそんな光景を見ることができるだろうか。F1ジャーナリストの今宮純氏がF1日本GPが今後さらに発展していくために、いくつか提言を述べる。

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■拝啓鈴鹿サーキット様、これからの3年新開催に寄せて……
 2019年以降の3年開催新契約が正式発表されてから1カ月、鈴鹿30回記念・F1日本GPチケットの販売状況は好調だという。1987年から29回行われ、のべ約776万人が来場。僕の記憶では2000年フェラーリでミハエル・シューマッハー初戴冠の第14回に、“400万人”を突破。それから第29回までにその数に近い376万人が来られたわけだ。マクロな見方をすれば、けして『鈴鹿F1人気』が急下落したとは思えない。そこで新しい3年に向けて私的なご提案を。

 ご存知のように年々、訪日外国人観光客数が増えており、とくに関西圏では1000万人を突破。全国“人気観光スポット”上位に京都、大阪、奈良、和歌山がランクイン。ちなみに鈴鹿サーキットがある三重県は31位というデータを見つけた。

「鈴鹿サーキットがあるじゃないか(!)」と言いたい。言うだけでなくてどうにかしたい。

 訪日外国人数を国別にみると、やはり上位は近隣アジア諸国が占めている。でもそこからさらに注目していくと……。7位オーストラリア(ダニエル・リカルド)、12位イギリス(ルイス・ハミルトン)、14位カナダ(ランス・ストロール)、15位フランス(ロマン・グロージャン、ピエール・ガスリー、エステバン・オコン)、16位ドイツ(セバスチャン・ベッテル、ニコ・ヒュルケンベルグ)、19位スペイン(カルロス・サインツJr.)、20位ロシア(セルゲイ・シロトキン)。


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