レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコによると、トロロッソではいまだにひとつのシートが空いているものの、マクラーレンを離脱することになったストフェル・バンドーンがそのシートを埋めることはないという。
マクラーレンのチーム代表であるザック・ブラウンに、2019年のシート喪失を告げられた26歳のバンドーンは、まずトロロッソとザウバーのシートに目をつけた。
しかしながらマルコはバンドーンの起用を退けた。彼は、バンドーンの才能はF1で成功するには不十分なレベルであると考えている。マクラーレンで困難な時期を過ごす前は、下位カテゴリーで成功を収めていたバンドーンにとって手痛い評価だ。
「ストフェルを起用することはない。F1で走るには単に速さが足りないと私は考えている」とマルコはベルギーの放送局RTBFに語った。
メルセデスのトップであるトト・ウォルフは、バンドーンに関してもっと含みを持たせた意見を述べ、そう遠くない将来にメルセデスが彼に救いの手を差し伸べる可能性があることを示唆した。
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