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F1 ニュース

投稿日: 2018.10.02 14:16

【ブログ】Shots!1-2フィニッシュなのに、なんとも暗い雰囲気の表彰台/F1第16戦ロシアGP 2回目

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F1 | 【ブログ】Shots!1-2フィニッシュなのに、なんとも暗い雰囲気の表彰台/F1第16戦ロシアGP 2回目

 F1第16戦ロシアGP日曜日の様子を熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。

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ルイス・ハミルトン選手のパルクフェルメをどう撮るかを、考えるわけです、一生懸命に。

ほんのり赤くなった西の空をバックに、遊園地の建物を入れて、マシンの上に乗りいつものポーズを決めるという想定。
ちょうどいい位置にマシンが止まって、降りるのに時間がかかっているなあって集中しながら待つ。
そして、何事もなかったかのように、そのまま降りる……
なんで???

その場の雰囲気がもうどよ~~~~んとしてるんだもの。
何が理由なのかはその時、知らなかったけれど、普通じゃないわけで……

ね。

でしょ。

何だかなあ……
過去に何度か、チームオーダーってのはあった。
その度に、問題になった。
スポーツなのにとかね。

F1ドライバーになるまで、いろんなレースに出て一生懸命勝ってきた。そして、勝てるチームのマシンに乗ることが出来た。
でも、チームメイトはとんでもなく速い。

びっくりしたけど、まだ、自分の力を信じている。
でも周りは、ナンバー2の待遇を求めてくるし、それも理解しているつもりではある。

大好きなコースでポールを取り、順調にトップを走っていると、無線で相棒のタイヤがどうのと言ってくる。
従わなければならぬ約束事も知っている。

苦しいだろうね、きっと、部外者は想像するしかないけれど。

ドライバーはそのチームを代表して走っている、その成績でそのチームで働いている人の生活まで変えることもある。

いろんな意味でチームとしては、成績を残さなければならない。
チーム代表者としてどう判断するかは、難しい。

ファンからは批判も噴出するだろうし、イメージダウンににもなり得る、でも、確実にポイントを稼ぐことが仕事。
綺麗事など言っている場合ではないんだよという気持ちもわかる。

立場によって、気持ちは交錯します。

画面左、チームの人の左手がバルテリ・ボッタス選手への気持ちを表しているかもしれませんね。


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