フォース・インディアのチーム副代表を務めるボブ・ファーンリーは、F1ベルギーGPのピットレーン上で起きたフェルナンド・アロンソとニコ・ヒュルケンベルグの接触について語り、アロンソが退くべきだったと主張している。
23周目、ピットレーン上のアロンソとヒュルケンベルグはサイド・バイ・サイドでポジション争いを繰り広げ、アロンソのマシンの左フロントがヒュルケンベルグ車の後部に接触。マシンに損傷を負った場合、フォース・インディアのコンストラクターズ選手権の順位に影響をおよぼす可能性もあった。
ヒュルケンベルグに接触のダメージはなく、最終的にはチームメイトであるセルジオ・ペレスを上回る、4位でレースを終えた。またアロンソに対しても、スチュワードから「危険なリリース」の裁定は下されず、最後尾からスタートしたレースを7位でフィニッシュしている。
「フェルナンド(アロンソ)はピットレーンの出口付近では、道を譲るべきだった。ピットレーン上での事故など、見たいものではない。もっと悪い結果にもなる可能性もあり、不必要な行動だった。先にピットレーンに出ていたのは我々だ。コースに出て行く途中で他のマシンに接触などしたくはないが、大きな影響を及ぼすような出来事ではなかった。だから、スチュワードの判断には納得している。危険なリリースではなかったものの、退いたところで、フェルナンドがアドバンテージを得ることもなかっただろう」
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