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F1 ニュース

投稿日: 2018.10.07 16:15

F1日本GP決勝:圧倒的な強さでハミルトンが優勝、トロロッソ・ホンダは悔しい結果

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F1 | F1日本GP決勝:圧倒的な強さでハミルトンが優勝、トロロッソ・ホンダは悔しい結果

 10月7日、午後2時10分、日本GP決勝が行なわれメルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンを飾った。

 日曜日は、土曜までとは打って変わって朝から晴天に恵まれ、暑いくらいのコンディションで決勝を迎えた。気温は28度、路面温度は40度とこの週末で一番の暑さ。涼しかった金曜日のデータからいかに補正をかけてタイヤをマネージメントできるかが勝負の鍵になる。

 フリー走行3回目で赤旗提示中にスローダウンが充分でなかったエステバン・オコン(フォース・インディア)は3グリッド降格ペナルティで11番グリッドに。予選でクラッシュを喫したマーカス・エリクソン(ザウバー)はES(エネルギー・ストア)を2018年シーズン3基目の新品に交換し5グリッド降格ペナルティを科されたが暫定グリッド同様最後尾からスタートする。予選でエンジントラブルに見舞われたダニエル・リカルド(レッドブル)は事なきを得ている。

 予選トップ10以外では10番グリッドに繰り上がったシャルル・ルクレール(ザウバー)も含めてソフトタイヤスタートが中心で、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)だけがミディアムタイヤを選択してスタートに臨む。

 スタートで上位勢はグリッド通りスムーズなスタートを切ったが、3列目のトロロッソ・ホンダ勢はやや出遅れてターン1〜2までにセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2台を交わして6番手に浮上する。

 ベッテルはスプーンでロマン・グロージャン(ハース)に並びかけてパスし5番手、さらにシケインで右フロントをロックさせてオーバーシュートしたフェルスタッペンがコース復帰の際にキミ・ライコネン(フェラーリ)を押し出すかたちとなり、その隙にベッテルが4番手に上がる。この行為に対してフェルスタッペンには5秒加算ペナルティが科される。

2018年F1第17戦日本GP決勝スタート
2018年F1第17戦日本GP決勝スタート

 ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)はなんとかフォース・インディア勢を抑えるがハートレーは3周目にはリカルドにも抜かれて11番手まで後退する。

 2周目のターン1では後方のルクレールに対してアグレッシブにラインを変えたマグヌッセンがターン1を曲がりきれず接触して左リアがパンク。コース上のあちこちにそのデブリやタイヤの一部が飛び散ったため、4周目にセーフティカーが導入される。ルクレールはピットインしてノーズを交換し、ミディアムに履き替えて最後まで走り切る戦略に賭ける。5周目にはエリクソンも同様にピットインしミディアムに換える。

 順位は首位ハミルトン、2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手ベッテル、5番手ライコネンの上位勢。中団トップは6番手グロージャンで7番手ガスリー、8番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9番手オコン、10番手リカルド、11番手にブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)という順になった。

 レースは8周目に再開。良好なリスタートを切ってフェルスタッペンの背後に迫ったベッテルはスプーンで鋭くインに飛び込むがフロント、リヤと順に接触しスピンオフ。これで最後尾まで後退することとなってしまった。フェルスタッペンはコースオフを喫するもののなんとか3番手をキープする。


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