FIAは12日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)で、2019年以降のF1レギュレーションにおいていくつかの変更点を承認したことを明らかにした。
FIA会長ジャン・トッドらが出席し、2018年3回目の世界モータースポーツ評議会会合が開催され、その後、決定事項が発表された。
2019年のF1競技規則における変更は以下のとおり。
・セーフティカーがピットに戻る際、ドライバーがオーバーテイク可能になる一貫したポイントを定めるため、レギュレーションを変更する。全3種類のリスタートにおいてこれが同一になる。
・最初の車検の責任をチームが担い、マシンが最初にコースに出る前に、チームは安全性にかかわるすべての事項を順守していることを宣言しなければならない。
・レース終了の合図をチェッカーライトパネルで行う。ただし、チェッカーフラッグも掲示される。
2020年に向けた変更としては、カーフュー(全チームメンバーがトラックに立ち入ることができない時間)が8時間から9時間に増やされることも明らかになった。つまり、ガレージにおいて許される作業時間が1時間減ることになる。
■新テールライトの導入、ミラーやハロの変更についても合意
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