2018年F1第18戦アメリカGPのフリー走行3回目が現地時間10月20日(土)に行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
曇り空のもと行われたFP3は、気温18度、路面温度20度、ドライコンディションでセッションがスタートした。
この週末初めてドライタイヤでの走行となったFP3。セッション開始と同時にほぼ全車がコースインし、早速タイム計測を行った。
セッション序盤、フェラーリが予選を想定した走行を行う。キミ・ライコネンがトップ、ベッテルが2番手につける。一方のメルセデスはレースを想定したロングランを行い、ルイス・ハミルトンが11番手、バルテリ・ボッタスが14番手で序盤を終える。
開始24分すぎ、フェラーリは2本目の新品ウルトラソフトタイヤを投入し再度タイムアタック。トップのライコネンが自己ベストを更新し1分34秒419をマークした。
セッション前半、フェラーリ以外のチームはレースを想定したロングランを優先して行った。ライコネン、ベッテル、エステバン・オコン、ストフェル・バンドーンというトップ4のオーダーでFP3は折返しを迎える。
開始から35分、メルセデスの2台も新品のウルトラソフトを投入し、予選想定の走行を行うもフェラーリには届かず。3番手にボッタス、4番手にルイス・ハミルトンがつけた。
残り20分になるとベッテルがタイムを更新。1分33秒797をマークしトップを奪取する。一方のメルセデス2台はタイムアップを果たすも、フェラーリを上回ることはできなかった。
その後、ベッテルのタイムを上回るドライバーは現れず、セッションは終了となる。
トップはベッテル、2番手にライコネンがつけ、フェラーリが1-2体制を築く。3番手ハミルトン、4番手ボッタスというトップ4となった。
なお、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは12番手、ブレンドン・ハートレーは19番手につけている。
■2018年F1第18戦アメリカGPフリー走行3回目 リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’33.797 | 20 |
2 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’33.843 | 21 |
3 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’33.870 | 23 |
4 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’34.556 | 21 |
5 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’34.703 | 21 |
6 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’34.910 | 20 |
7 | 16 | C.ルクレール | ザウバー | 1’35.365 | 21 |
8 | 11 | S.ペレス | フォース・インディア | 1’35.411 | 21 |
9 | 55 | C.サインツJr. | ルノー | 1’35.450 | 21 |
10 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’35.468 | 19 |
11 | 31 | E.オコン | フォース・インディア | 1’35.562 | 22 |
12 | 10 | P.ガスリー | トロロッソ | 1’35.713 | 27 |
13 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’35.770 | 19 |
14 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’35.882 | 19 |
15 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’36.000 | 21 |
16 | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | 1’36.188 | 21 |
17 | 35 | S.シロトキン | ウイリアムズ | 1’36.193 | 20 |
18 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 1’36.302 | 23 |
19 | 28 | B.ハートレー | トロロッソ | 1’36.330 | 26 |
20 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’36.332 | 20 |