マクラーレンのCEOを務めるザック・ブラウンは、マクラーレンが2019年シーズンのインディカーフル参戦を見合わせることを発表した。しかし、フェルナンド・アロンソがインディに再度スポット参戦する可能性はあるという。
マクラーレンは2019年に向けてアンドレッティ・オートスポートとのタイアップの可能性を検討してきたが、フルタイム参戦に関連した急な作業と要件が、限られた時間のなかで必要とされることから、ブラウンは少なくとも2019年シーズンについてはプランを棚上げすることになった。
「2019年のフルタイム参戦は見送る決断をした」とブラウンは第18戦アメリカGPの金曜日にオースティンで語った。
「我々は単にまだ準備ができておらず、F1に集中している。そのため2019年にフルタイム参戦することはない。参戦を希望しているが、前にも言ったように、近い将来の話になるだろう」
しかしブラウンは、フェルナンド・アロンソがインディ500に1回限りで参戦する考えについては退けていない。アロンソの2019年のプランは、2018-19シーズンのWEC世界耐久選手権におけるトヨタとの契約以外は依然流動的なままだ。
「インディ500については、我々は常に関心を持ち続けている」
「最終的にオフシーズンになってから決断を下すことになる。フェルナンドもそれを望んでいる」
「現在、我々はF1に集中している。一息つくまでは、F1に専念していくだろう」