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F1 ニュース

投稿日: 2018.11.12 04:28
更新日: 2018.12.11 11:36

F1ブラジルGP決勝:トップ走行のフェルスタッペンが周回遅れのオコンと接触し無念の2位、優勝はハミルトン

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F1 | F1ブラジルGP決勝:トップ走行のフェルスタッペンが周回遅れのオコンと接触し無念の2位、優勝はハミルトン

 11月11日現地時間午後3時10分、ブラジルGP決勝が行なわれメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝を飾った。日曜のインテルラゴスは晴天に恵まれ暑くなったが、午後になって雲が増えレーダー上にはサーキット周辺に雨雲も見える。気温は24度、路面温度は39度。降水確率は40%。

 予選中の車重計測時にエンジンを切らなかったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が審議対象となったものの戒告と罰金だけで難を逃れ2番グリッドを失わずに済んだ。

 予選中に不必要にスロー走行したと審議対象になったケビン・マグヌッセン(ハース)とセルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)も戒告処分のみとなっている。予選6番手のダニエル・リカルド(レッドブル)は金曜のTC(ターボチャージャー)投入で11番グリッド、エステバン・オコン(フォース・インディア)は土曜のギヤボックス交換で18番グリッドに降格となった。

 予選Q2の結果を受けて上位勢ではフェラーリ勢だけがソフトタイヤでスタート。10番グリッドのマグヌッセン以下はスーパーソフトタイヤのセルジオ・ペレス(フォース・インディア)とミディアムタイヤのブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)以外は全車がソフトタイヤを選んだ。

 決勝はブリスター対策のため第2スティントでミディアムに履き替えての1ストップ作戦が中心になると予想されるが、レッドブルだけはミディアムの新品を持っていない(FP1のインストレーション走行で1周だけ使ったもの)。ベッテルはフォーメーションラップのスタートで出遅れ充分なスタート練習ができなかったが、なんとか隊列に戻り正規の2番グリッドに就いた。

 スタートでベッテルは加速が僅かに鈍く、さらにターン1でロックアップする間にバルテリ・ボッタス(メルセデス)がアウト側から抜き去って2番手に浮上する。

 後方ではターン4でマーカス・エリクソン(ザウバー)とロマン・グロージャン(ハース)が絡んでコースオフし、その間にピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が前へ。

 上位は首位ハミルトン、2番手ボッタス、3番手ベッテル、4番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、5番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の順になるが、フェルスタッペンは果敢に攻めて3周目のターン1でライコネン、4周目のターン1でベッテルを抜いて3番手に浮上。

 ベッテルはターン4でロックアップしてワイドになりライコネンにも抜かれて5番手に落ちてしまう。6番手はリカルド、7番手シャルル・ルクレール(ザウバー)、8番手グロージャン、9番手ガスリー、10番手マグヌッセンという順になった。後方では2周目のターン11でルノーカルロス・サインツJr.がアウトからニコ・ヒュルケンベルグを抜いてチームメイト同士で接触するが事なきを得た。


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