事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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2018年のF2で活躍しているアレクサンダー・アルボンは、すでにダニール・クビアトのチームメイトとしてトロロッソ・ホンダと2019年の契約を交わしたようだ。公式発表は今シーズン最終戦のアブダビGPまでのいずれかの日に行われるものと見られている。
交渉が難航した理由はレッドブルが、イギリスとタイの二重国籍を持つ若いアルボンをサポートする決定したことで、1000万ユーロ(約13億円)という大金をニッサンに支払い、フォーミュラEにニッサンから参戦する彼の契約を解消させたためだ。これによりブレンドン・ハートレーのシートを狙う他のドライバーたちは、シート獲得するハードルが上がることになった。
しかしハートレーも黙ってはいない。彼は来年まで有効な契約があることを主張しており、アルボンの新契約が発表されたら、反論することは必至だ。
■2019年にフィッティパルディの名前が復活
ブラジルのモータースポーツ界の状況がついに好転しそうだ。元F1王者エマーソン・フィッティパルディのブラジル人ドライバー、ピエトロ・フィッティパルディがアブダビGP後のピレリテストにハースから参加するというのだ……。
■F1チームが金曜フリー走行の中止を提案
F1の各チームはリバティメディアに対し、もしこの先F1カレンダーを21レースから拡大するというのなら、チームはクルーの疲弊を避けるために、トラック上での走行を2日間に短縮することを検討しなければならないと表明した……。