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F1 ニュース

投稿日: 2018.11.26 09:30

トロロッソ・ホンダF1密着:10位争い中にPUトラブル、週末の悪い流れが変わらなかったガスリー

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F1 | トロロッソ・ホンダF1密着:10位争い中にPUトラブル、週末の悪い流れが変わらなかったガスリー

 トロロッソ・ホンダの2018年最終戦アブダビGPは、残念な結果に終わった。

 スタート直後に8コーナーと9コーナーで発生したニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とロマン・グロージャン(ハース)の接触事故によってコース上に飛び散った破片を直後に走行していたブレンドン・ハートレーが、避けきれずにフロントウイングにヒットしてしまった。

2018年F1第21戦アブダビGP ブレンドン・ハートレー
2018年F1第21戦アブダビGP ブレンドン・ハートレー

 これにより、ハートレーは1周目に予定外のピットインを強いられた。ほとんどのドライバーが1ストップ戦略を採っていたため、ハートレーもこれ以上のピットロスができず、ここからチェッカーフラッグまでの54周を1セットのタイヤで走ることとなった。

 さらに新型のフロントウイングでスタートしていたハートレーがピットイン時に交換したのは旧型。そのため、マシンバランスが変わってしまい、セーフティカー明け直前の4周目にはリヤタイヤを滑らせてバリアに右リヤタイヤをヒットさせる場面もあった。

 さらにペースの遅いセルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)を抜きあぐねている間に前方のクルマとの差が広がってしまった。25周目にようやくシロトキンをパスしたものの、それ以上のオーバーテイクを成功させることはできず、最終戦は12位に終わった。

「スタートでアクシデントに見舞われたことを考えれば、いい形で1年を終えることができた。シーズンを通した自分の進歩に満足しているし、今年はレーシングドライバーとしてだけでなく、人間としても強くなれたと思う」(ハートレー)

■レース後半は11番手を走行していたピエール・ガスリー


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