2019年に参戦する20人のドライバーが決定、FIAは11月30日、2019年F1エントリーリストを公表した。これによりいくつかのチームが名称を変更したことも明らかになった。
2018年夏にオーナーが変わったフォース・インディアは、“サハラ・フォース・インディアF1チーム”から“レーシング・ポイント・フォース・インディアF1チーム”に名称を変えて活動を続けてきた。しかし2019年には“フォース・インディア”を外し、“レーシング・ポイントF1チーム”としてエントリーした。
スポンサー関係によって名称を変更したチームもいくつかある。フェラーリは“スクーデリア・フェラーリ”から“スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ”にチーム名が変わっている。フェラーリは今年の日本GPから、スポンサーを務めるフィリップモリス・インターナショナルの“Mission Winnow”プロジェクトを広めるため、マシンやドライバースーツなどにこのロゴを飾ってきた。今回発表されたエントリーリストでは、そのプロジェクト名がチーム名に含まれている。フィリップモリスは“winnow”とは、「望ましくないものすべてを除外し、最も望ましい要素を選ぶ」という意味の単語であるとして、コンセプトの説明を行っている。