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F1 ニュース

投稿日: 2019.01.21 13:49

レース・オブ・チャンピオンズ:9度のル・マン勝者クリステンセン擁するチーム北欧がドイツを破って優勝

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F1 | レース・オブ・チャンピオンズ:9度のル・マン勝者クリステンセン擁するチーム北欧がドイツを破って優勝

 メキシコのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)の国別対抗戦は、チーム・ノルディック(トム・クリステンセン/ヨハン・クリストファーソン)がチーム・ドイツ(セバスチャン・ベッテル/ミック・シューマッハー)を下して優勝を飾った。

 チーム・ドイツは準決勝でチーム・ブラジルと対戦し、ベッテルがルーカス・ディ・グラッシを、シューマッハーがエリオ・カストロネベスを倒して決勝進出を決めた。一方チーム・ノルディックは、元F1ドライバーのエステバン・グティエレスを含む地元のチーム・メキシコを下して決勝に進んだ。

 決勝では、ベッテルがこのレース使用するラリークロスカー『KTM X-Bow』のホイールをバリアにかすめてしまい、クリステンセンが接戦をものにした。続くレースではシューマッハーがクリストファーソンに勝利し、チーム・ドイツの優勝の望みを繋いだ。

 最終決戦はクリステンセンとシューマッハーのバトルとなったが、強さを見せたクリステンセンが勝利し、チーム・ノルディックの優勝となった。

 レース後、クリステンセンは次のように話した。

「セバスチャンとの戦いを見ればわかるように、とてもタフな戦いだった。ミックはヨハンと素晴らしい戦いを繰り広げていたけど、それが決定打となった。彼は初めてレース・オブ・チャンピオンズに出たことを誇りに思うべきだ。僕はシューマッハーを倒せたことを、いつだって誇りに思っている」

「今日はチーム・ノルディックとして優勝できたことに非常に満足している。ヨハンのおかげで決勝に進むことができた。というのも彼は最初からとても強かったからね。良いスタートを切って、良い形で今日を終えた」

「メキシコの観客はとても情熱的で、僕たちはここに来るのが大好きだ。今回は僕にとって15回目のROCだけど、これはスティグ・ブロンクビスト(スウェーデン人のラリードライバー)の記録に並ぶ。スティグがこれをどこかで見ていること、そして僕はスウェーデン人ではないけれど、彼が僕を誇りに思ってくれることを願っているよ」

 またクリステンセンとタッグを組んだクリストファーソンも、以下のように語った。

「レース・オブ・チャンピオンズはタフなイベントだ。グループステージから準決勝、そして決勝と、1日中動き続けるからね。優勝にたどり着くまでに、命運を左右するような勝利もあったけれど、トムがトロフィーを持ち帰ってきてくれた」

「メキシコに来たのはこれが初めてだけど、僕はここに来て、世界中のベストドライバーたちと戦うことができて嬉しい」

2019年レース・オブ・チャンピオンズ セバスチャン・ベッテル
2019年レース・オブ・チャンピオンズ セバスチャン・ベッテル

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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