フォース・インディアのチーム副代表であるボブ・ファーンリーは、CVCに対する批判をしつつ、F1の新たなオーナーとなったリバティ・メディアが成長をもたらすことを望んでいる。
アメリカのメディア、コミュニケーション、エンターテイメントを束ねる大企業リバティは、9月7日にF1の主要株主となるための手続きの初期段階を完了。2017年の第一四半期には80億ドル(約8164億円)の契約を結ぶことになる。
ファーンリーは元主要株主のCVCキャピタル・パートナーを声高に批判しており、リバティ・メディアのF1への投資と、成長のための手助けに期待している。
「これまで私はCVCに対して少し批判的だった。新たなパートナーができたのは良いことだと思う。CVCは金を引き出すことにしか関心のない企業だった。彼らはヘッジファンドとしての仕事はしていて、株主に利益を還元していた。しかし彼らは別のポジションについた。新しい相手が、F1に成長をもたらす企業であることを望んでいる」
「メディアグループが参入する場合には、競技を成長させる上での利害関係が発生する。それは、どちらにとっても利益になる。彼らがアメリカでのフランチャイズ・モデルの豊富な経験を持ち込めば、良い結果が得られるだろう」
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