事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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元フォース・インディアの代表だったビジェイ・マリヤがインドに送還される見込みだ。彼を本国に送還し、会計詐欺と公金の不正支出に関する告発を受けさせるようロンドンの法廷が勧告し、イギリス内務省がそれを受け入れたのだ。
ジョーダン・グランプリを救済し、その後ミッドランド、スパイカーを経てフォース・インディアとチーム名を変えたマリヤは、数年にわたってインドによる送還要求に抗ってきており、今は内務省の決定に不服を申し立てている。
しかし彼に対する疑惑の深さと、この件に多額の金銭が絡んでいることから、彼はインドの司法制度の要請で本国に送還される2人目のインド人になるかもしれない。
こうした混乱からは離れて、新たにレーシング・ポイントと名付けられたチームは、ローレンス・ストロール率いるカナダ人投資家集団に配慮し、2月13日(水)に開催されるカナダ国際モーターショーにおいて、新たなカラーリングを発表する予定だ。
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