F1プレシーズンテストに参加しているダニエル・リカルドは、ルノーの新車R.S.19に乗った19日午前のセッション中マシントラブルに見舞われたものの、これまでの走行からは良い感触を得ているようだ。
スペインのカタロニア・サーキットで行われている合同テストの2日目、午前のセッションでリカルドがメインストレートを走行中に、リヤウイングのトラブルが発生した。
R.S.19はコースを外れてグラベルトラップに入ったが、バリアにぶつかる事態は避けられた。ルノーはその後ピットでマシンの修理はできたものの、午前のプログラム再開には至らなかった。
「あれ(リヤウイング)が壊れたときは、DRSを開いたままコーナーに突っ込んでいくような感じがしたよ」とリカルドは語った。
「ブレーキをかけた途端にマシンのコントロールを失って、そのままスピンしてしまった。ウォールにはぶつからなかったけれど、ピットに戻ってウイングの修理や様々な作業をしなければならず、それには時間も新たなパーツも必要だったんだ。まだパーツすべてをテストする段階でもない。だから午前のセッションはそれで終わりになった」
「今日の14時から走るニコ(・ヒュルケンベルグ)の方は支障がないはずだ。彼は多くの周回数を稼ぐ予定になっているから、すべてが順調に進んで、たくさんのフィードバックが得られることを願っているよ」
1 2