F1プレシーズンテストが3日目を迎えた20日、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは13人中最速となるタイムを記録した。クビアトは、タイムシートのトップに立ったことはもちろんうれしいが、それより重要なのは、大きな問題なく周回を重ねられたことであると語った。
トロロッソSTR14で走行したクビアトは、午後のセッション残り約15分のところで、最もソフトなC5タイヤを履いてコースイン、1分17秒704というここまでのテスト3日間を通しての最速タイムをマークした。周回数も137周で、アルファロメオのキミ・ライコネンの最多周回138周とほぼ同じ距離を走りこんだ。
「トップに立つことは分かっていたよ!」とセッション終了後にクビアトは冗談まじりに言った後、「実際は、トップタイムを出すことが最優先事項ではなかった」と続けた。
「走行初日が(十分に走れず)理想的なものではなかったので、挽回することを目指していた。今日は有意義な一日だった」
■「トロロッソSTR14・ホンダは僕の好みに合ったマシン」とクビアト
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