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F1 ニュース

投稿日: 2019.02.21 12:14
更新日: 2019.02.21 13:15

トロロッソ・ホンダが3日間総合での最速タイムを記録。ウイリアムズがようやくシェイクダウンも前途多難/F1テスト1回目デイ3

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F1 | トロロッソ・ホンダが3日間総合での最速タイムを記録。ウイリアムズがようやくシェイクダウンも前途多難/F1テスト1回目デイ3

 20日、F1プレシーズンテストが3日目を迎え、10チーム13人がドライコンディションのスペイン・バルセロナでニューマシンを走らせた。

 新車の完成が遅れ、前半2日間を欠席せざるを得なかったウイリアムズだが、テスト3日目の朝にFW42がようやく到着。午後のセッションでジョージ・ラッセルにより、新車のシェイクダウンが行われた。

 ラッセルは23周を走行、C3タイヤで記録した1分25秒625で最下位13番手となった。

 チーム副代表クレア・ウイリアムズは、「他のチームが走行をスタートしている時に自分たちのレースカーが到着しなかったというのは恥ずかしいこと」と語り、当初は火曜には走行を開始できると考えていたものの、パーツの到着が遅れたと明かした。水曜にもまだパーツがすべて揃ってはおらず、この日はシステムのチェックのみを行った。残りのパーツは水曜夜に届く見込みで、木曜には空力プログラムを開始する予定だということだ。

 この日トップタイムを記録したのは、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。セッション残り約15分となったところで最もソフトなC5タイヤを履いてコースに出たクビアトは、1分17秒704と、ここまでの3日間で最速となるタイムをマークした。周回数の面でも順調でクビアトは137周を走りこんでいる。

2019年第1回F1テスト3日目 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年第1回F1テスト3日目 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

 セッション終盤までタイムシートのトップに位置していたアルファロメオのキミ・ライコネンは、クビアトに抜かれて2番手となった。ライコネンの自己ベストタイム1分17秒762は午前セッションでC5タイヤ装着時に出したものだった。ライコネンは、クビアトより1周多い、この日最多の138周を走行している。
アルファロメオC38をテストするキミ・ライコネン
アルファロメオC38をテストするキミ・ライコネン


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