2019年第2回F1プレシーズンテストが4日目最終日を迎え、各チームは開幕戦前の最後の走行を行った。10チーム13人のドライバーのなかで最速タイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだったが、王者メルセデスのルイス・ハミルトンがほぼ同じタイムを出してテストを締めくくった。
ドライコンディションに恵まれた1日金曜、ほとんどのチームが予選およびレースシミュレーションに取り組んだ。
ベッテルは午前に最もソフトなC5タイヤで1分16秒221をマーク。これが8日間のテストの最速タイムとなった。しかし午後のセッションの比較的早い段階で、ベッテルはコース上でストップ。チームは電気系のトラブルが原因であることを明らかにし、修理に時間がかかるとして、走行打ち切りを決定した。それでもベッテルは合計110周を走っている。
速さに注目が集まるフェラーリだが、今週のテストでは連日トラブルに見舞われており、信頼性に懸念が残る。