レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、2019年シーズンにマクラーレンは後退するだろうと予測したことに対して、レッドブルの契約を離れ今季からマクラーレンに移籍したカルロス・サインツJr.が応えた。
マルコは、先日終了したバルセロナでのプレシーズンテストおよび3月17日に控えているF1開幕戦オーストラリアGPにおいて、チームの序列をどう見るか意見を明らかにした。
マルコは、レッドブル・レーシングはフェラーリのすぐ後ろにつけているが、メルセデスよりは優勢だと考えているという。また、中団グループは接戦になり、マクラーレンはウイリアムズと下位で争うことになるだろうと主張している。
「彼の予測は尊重するけど、自分たちがどこにつけているかはもう分かっているよ。2018年とほぼ同じ位置だ」とサインツJr.は、マクラーレンのスポンサーであるエストレージャ・ガリシアがスペインのマドリードで開催したイベントで語った。
「彼らが持つデータがその発言を導き出したのは確かだと思うから、議論するつもりはない」
「僕が言えることは、チームは過去のテストよりも多くの周回を走行したということだ。(レースで)6位になるか9位になるか話すことは無理だけど、僕たちはこれまでの年より良い準備ができた状態で、オーストラリアに向かうよ」
■サインツは、ハースF1が2019年のダークホースになると予想
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