2019年シーズンのF1を1週間後に控え、今年からホンダのパワーユニットを使用するレッドブルと、ホンダとの2年目のシーズンを迎えるトロロッソの一同がホンダのウエルカムプラザ青山に集結し、『2019 Honda F1 Kick OFF 記者会見』意気込みを語った。
記者会見には、まずホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史氏、ホンダF1のテクニカルディレクターの田辺豊治氏、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士が登壇した。
4月よりホンダF1マネージングディレクターに就任する山本モータースポーツ部長は、「F1に強くコミットメントし、勝ちにこだわるという認識でいます。2チーム体制になることについては、トロロッソと組んだ時から話していました。2019年に向けての準備をきっちりできていると思います」と話した。
また田辺テクニカルディレクターは、「8日間のテストは、チーム側、ホンダ側それぞれのプログラムを順調に進めることができました。マイナートラブルは出ましたが、非常に生産的なテストができたと思います」とコメント。
最後にマルコ博士は、2019年シーズンに向けて期待を見せた。
「レッドブルは自動車を業界代表するホンダと組めることをうれしく思います」
「2019年シーズンに向けて良い準備ができましたし、2018年のトロロッソの経験もあるので、まったく新しいというわけではありません。シーズンに向けて綿密に準備をしてきたので、良い展開が望めると思います」