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F1 ニュース

投稿日: 2019.03.12 13:19
更新日: 2019.03.12 13:52

【F1開幕直前インタビュー】ホンダPUに好印象も現実的な目標のフェルスタッペン「表彰台に上がれたら上出来」

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F1 | 【F1開幕直前インタビュー】ホンダPUに好印象も現実的な目標のフェルスタッペン「表彰台に上がれたら上出来」

 2019年シーズンのF1の開幕も、いよいよ今週末となり、レッドブルとホンダへの期待も確実に高まってきている。そんななか、レッドブル・ホンダの初優勝を期待されるマックス・フェルスタッペンに、トラブルの続いたプレシーズンテストや、2019年型マシン『RB15』のポテンシャルなどを訊いた。

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──2019年のレッドブル・ホンダ初優勝は、どのグランプリで成し遂げられそうですか?

マックス・フェルスタッペン(以下、フェルスタッペン):わお。いきなり、そこ?(笑) う〜ん、わからないね。

──毎年レッドブルが苦戦するメルボルンは、ないでしょうね。

フェルスタッペン:そうかも。でもとにかく今は、なんとも言えない。開幕戦で大事なのは、パッケージとしての新車の戦闘力を見極めること。プレシーズンテストでは、それは不可能だったからね。『RB15』の長所と短所をしっかり確認して、そこから改めてマシン改良の作業を始めていく。

 とはいえ、ホンダと初めて組んだ今シーズンが、これから続く成功の日々の最初の1年になることを心から期待している。これまでのレッドブルのマシン開発力とチーム力からすれば、少なくともメルセデスとフェラーリに並ぶパフォーマンスは発揮できるはずと、個人的には思っているけどね。

 ただしホンダとの関係は始まったばかりだし、こなしていくべき課題も多いはず。そこはずっと同じ体制を続けてきたメルセデス、フェラーリに比べると、不利な部分なのは否定できない。とはいえ課題が見つかれば、すぐに反応して改善していけると思っている。レッドブルの持つその種の適応力は、本当に凄い。なので全然、心配してないよ。

2019年F1バルセロナテスト1回目 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダRB15

──テストではレースシミュレーションも、一発の速さを試すこともできませんでした。しかしそんな状況でも、RB15のポテンシャルはある程度見えているのではないかと思います。対メルセデス、フェラーリで、どこまで戦えそうな手応えを感じてますか。

フェルスタッペン:今季のフェラーリがかなり強力なパッケージなのは、まちがいないね。でも僕らも決して、大きく負けているわけじゃない。レースシミュレーションは途中で終わってしまったし、特に終盤のスティントが試せないのは痛かった。タイヤも全部のコンパウンドを試せていない。

 でもそこまでの周回を分析したことで、ある程度(ポテンシャルが)見えてきているからね。そこではっきりわかったのは、ロングランペースは悪くないということだ。

 もちろん、まだまだ改良すべき点は多い。でも冬のテストは、とにかく特殊だからね。さらに言えば開幕戦のメルボルンもオーソドックスなコースとは言いがたいし、開幕戦ならではのいろんなハプニングが起きる。だから開幕戦の結果で、あまり一喜一憂しすぎない方がいいとも思っているよ。

――では開幕戦での具体的な目標は、言えませんか?

フェルスタッペン:そうだね。できるだけたくさんのポイントを獲る、ということぐらいかな。正直言って、メルボルンでの勝利は予想していない。でも表彰台か、それに近い成績を上げられれば、シーズンのスタートとしては上出来だと思う。

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