レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2019.03.19 15:56
更新日: 2019.03.19 18:49

メルボルンでは5チームが入賞。熾烈な戦いが繰り広げられた中団争いは、ハースF1が一歩リードか

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | メルボルンでは5チームが入賞。熾烈な戦いが繰り広げられた中団争いは、ハースF1が一歩リードか

 2019年シーズン、中団チームの争いは熾烈なものになりそうだ。メルセデス、フェラーリ、レッドブルというトップ3チームと大きく遅れをとっているウイリアムズを除いて、その他の6チームすべてが中団グループの栄光をかけて戦っている。

 現時点で中団チームの争いをリードしているのは、ハースF1チームだ。そのハースに所属するケビン・マグヌッセンは、「中団グループでコンマ2、3秒をリードできたら、それは大きな差になる。すぐ後ろのドライバーに1秒差をつけるような状況ではないんだ」と話した。

 驚きなのは、2019年にアルファロメオF1がいかに大きく前進したか、ということだ。決勝レースを8位で終えたキミ・ライコネンは、次のように語った。

「ファクトリーでマシンを製作しているのは、今でもザウバーのスタッフだ」

「とても優れたマシンで、これより他に速いマシンがあると考えるなんてばかげている。とても速いと思っているよ」

 またルノーについては、予選ではニコ・ヒュルケンベルグが11番手、ダニエル・リカルドが12番手だった。だがリカルドは、この予選結果以上にマシンには速さがあったと考えており、実際にヒュルケンベルグが7位に入賞したことでリカルドの意見が証明されたかたちとなった。

 十分な予算を手にしたレーシングポイントは、シーズンを通して着実に、また継続的にマシンのアップデートが可能となった。しかしチームはプレシーズンテストの間に限られた走行距離しか走れず、劣勢の立場でシーズンをスタートした。

 それでもレーシングポイントは、資金が投入されたおかげで、通常はシーズン5戦目まで準備が整わないマシンのアップグレードを開幕戦オーストラリアGPに持ち込むことができた。

■万全の準備で開幕を迎えたトロロッソ・ホンダは混戦を抜け出せるか


関連のニュース