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F1 ニュース

投稿日: 2019.03.25 15:36

【ホンダF1甘口コラム オーストラリアGP編】苦節5年目、ついに性能面でも胸を張れる結果を叩き出したホンダPU

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F1 | 【ホンダF1甘口コラム オーストラリアGP編】苦節5年目、ついに性能面でも胸を張れる結果を叩き出したホンダPU

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。2019年F1開幕戦オーストラリアGPを甘口の視点でジャッジ。

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 F1開幕戦オーストラリアGPでのマックス・フェルスタッペンの3位は、ホンダにとって2008年イギリスGP以来の表彰台だった。

 F1を戦ううえでパワーユニット(PU/エンジン)・マニュファラクチャーにとって大切なことは、パワーユニットの性能を向上させることは当然だ。しかし、それだけではこの世界で勝ち組にはなれない。パワーユニットはいくら馬力があっても、それ単体では走ることはできない。車体に乗せてはじめて走ることができる。どのチームと組むかということもまた、非常に重要となる。

 ホンダにとって11年ぶりの表彰台獲得の最大の要因が、レッドブルへパワーユニットを供給するという決定にあったことは言うまでもない。しかし、それだけが理由ではないことも確かだ。

 例えば、オーストラリアGPの決勝レースではピエール・ガスリーが全体のトップとなる最高速、時速321.9kmをマーク。それ以外にもセクター1地点での最高速はマックス・フェルスタッペンが、セクター2とフィニッシュライン地点での最高速はガスリーがマーク。つまり、ホンダは開幕戦のレースで全区間で誰よりも速く駆け抜けていたこととなる。

 ただし、最高速はDRS(リヤの可変ウイング)が作動していたかどうかと前車のスリップストリームについていたかどうかで大きく変わるため、燃料が軽くなったレース後半にダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)とテール・トゥ・ノーズの戦いを演じていたガスリーと、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の背後にいたフェルスタッペンの車速が上がりやすい状況にあったことも忘れてはならない。

■開幕戦での表彰台はレッドブルにとっても2013年以来の最高位


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