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F1 ニュース

投稿日: 2019.03.29 18:47
更新日: 2019.03.30 05:59

【ライコネンに直撃】GP最多出場の記録に全く興味なし。「300戦だろうが2万戦だろうが、全然関係ないよ」

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F1 | 【ライコネンに直撃】GP最多出場の記録に全く興味なし。「300戦だろうが2万戦だろうが、全然関係ないよ」

 今年10月17日の誕生日で40歳の大台に上がるキミ・ライコネンは、もちろん現役最年長のドライバーである。そして開幕戦終了時点で295戦のレースに出場しており、今季中にはミハエル・シューマッハーの307戦、フェルナンド・アロンソの312戦を抜いて、ルーベンス・バリチェロの323戦に次ぐ歴代2位の出走記録保持者となる。

 しかし囲み取材の冒頭でそれについての感想を聞いたところ、「そんな数字、全然興味ないよ」とすぐに返すところが、相変わらずのライコネンである。

──とはいえ2020年も現役を続ければ、バリチェロを抜いてGP最多出場ドライバーになりますよ。
ライコネン:それが何だっていうわけ?300戦だろうが2万戦だろうが、全然関係ないことだよ。僕がレースを続けているのは、レースを戦いたいから。それだけだ。その気持ちがなくなったら、すぐに止めようと思っている。記録とかデータとかもともと興味がないし、そういうことで他のドライバーと自分を比較する気もない。いつも大事にしたいのは、自分の気持ちなんだ。

──フェラーリ時代と今とで、一番の変化は何でしょう。フェラーリはいつも勝利のチャンスがあったトップチームでしたが、アルファロメオではそれは望めないわけですが。
ライコネン:おいおい、そうとは限らないでしょ(笑)。これから勝ちまくるかもしれないよ。

──あくまで現時点で、ということですが(汗)
ライコネン:たしかに現状では、チームにトップを戦う力はない。それは開幕戦で、ある程度はっきりしたよね。でも同時にこのクルマには、十分な伸び代があるとも感じている。1日も早く十分な戦闘力を発揮できるよう、僕も協力を惜しまないつもりだ。とにかく今は、十分にレースを楽しんでる。

 勝利に絡めないからといって、レースをするのがつまらないなんてことは全然ない。僕たちには僕たちの目標がある。それを達成できれば、十分にハッピーだよ。具体的にどれほどの戦闘力が望めるのか。本当に勝てないのか。それとも6位入賞ぐらいが、現実的なのか。それも今は、僕にはわからない。

■フェラーリから離れてプレッシャーが減ったライコネン


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