「Q1とQ2が終わったときは、ここまでは戦えないかもしれないと思っていたから、5番手にはちょっと満足している」
予選後に開かれた会見に現れたマックス・フェルスタッペンは、微笑みながらそう言った。
F1第2戦バーレーンGP2日目の土曜日、レッドブル・ホンダは想像以上に苦しんだ。土曜日は1時間のフリー走行と予選が行われ、使用されるタイヤは最も軟らかいソフトタイヤが多用される。今週のレッドブル・ホンダのふたりはこのソフトタイヤに手こずった。
「今週末はクルマのバランスに苦しんでいて、特にソフトタイヤでのグリップ力不足に苦しんだ。ここはストップ・アンド・ゴー型のサーキットでトラクションが重要となるけれど、オーバーステアがひどく、パワーをかけようとすると、リヤが流れてしまい、思い切ったアタックができないんだ」(フェルスタッペン)
チームメイトのピエール・ガスリーは、Q1は14番手でかろうじて通過したが、Q2は0.055秒差でトップ10入りを逃した。「今週末のセッションの開始から僕たちはずっと苦戦していた。特にマシンのリヤがきつい。いろいろと改善を試みたけど、いいセットアップが見つけられなかった」(ガスリー)
■一発のアタックで予選5番手に飛び込んだマックス・フェルスタッペン
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