2019年F1第1回インシーズンテストがバーレーンで開催され、初日は10チーム15人のドライバーが走行を行った。トップタイムをマークしたのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。
バーレーンGP後の4月2日、同地での2日間にわたるテストがスタートした。途中雨のため走行時間約4時間が失われ、全チームが思うような周回数を走ることができなかった。この日の最速タイムはフェルスタッペンによる1分29秒379(C3タイヤ)。フェラーリで初めてF1テストに参加したミック・シューマッハーが、最もソフトなC5タイヤで2番手に続いた。
トロロッソ・ホンダは、ピレリタイヤの2020年向けの開発テストに協力するため2台目のマシンを投入。チームのテストを担当したアレクサンダー・アルボンが5番手、タイヤテストに専念したダニール・クビアトが14番手だった。
今回、昨年までレースドライバーを務めたフェルナンド・アロンソがマクラーレンのマシンを使ったピレリタイヤのテストを担当。2019年F1マシンを初めて走らせた。
■2019年F1バーレーンテスト1日目タイム結果(4月2日)
Pos | Driver | Team | Time(tyre) | Laps |
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1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’29.379(C3) | 62 |
2 | ミック・シューマッハー | フェラーリ | 1’29.976(C5) | 56 |
3 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1’30.800(C3) | 22 |
4 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’30.982(C3) | 42 |
5 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’31.089(C3) | 71 |
6 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’31.156(C3) | 77 |
7 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1’31.584(C4) | 45 |
8 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1’31.964(C3) | 32 |
9 | カルロス・サインツJr. | マクラーレン | 1’32.059(C2) | 32 |
10 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1’32.067(C3) | 53 |
11 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン(ピレリテスト) | 1’32.207(2020年プロトタイプ) | 64 |
12 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | 1’32.708(C3) | 20 |
13 | ロバート・クビサ | ウイリアムズ | 1’33.290(C3) | 19 |
14 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ(ピレリテスト) | 1’33.653(2020年プロトタイプ) | 45 |
15 | ジョージ・ラッセル | ウイリアムズ | 1’33.682(C3) | 27 |
※C1タイヤが最もハード、C5が最もソフト