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F1 ニュース

投稿日: 2019.04.05 13:03
更新日: 2019.04.05 13:09

レッドブル・ホンダ代表レース後インタビュー:「タイヤ性能を引き出すのに苦労し、4位が限界。ドライバーはいい仕事をしてくれた」

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F1 | レッドブル・ホンダ代表レース後インタビュー:「タイヤ性能を引き出すのに苦労し、4位が限界。ドライバーはいい仕事をしてくれた」

 フェラーリをぶち抜くなど力強い戦闘力を発揮した開幕戦から一転、第2戦バーレーンGPでのレッドブル・ホンダは終始不安定な挙動とグリップ不足に苦しんだ。そんな状況でも何とかダブル入賞を果たしたものの、フェラーリとメルセデスとの差は広がったように見える。クリスチャン・ホーナー代表にチームの現状と、今後の見通しを訊いてみた。

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──レースでは、かなり強い風が吹きました。
クリスチャン・ホーナー代表(以下、ホーナー):レース終盤は、特に強かったようだね。ただそれがどれほどドライビングに影響を与えたかのか、具体的に言うのは難しい。

 いずれにしても今週末の我々は、タイヤ性能を100%引き出すことにずっと苦労し続けた。その状態が、レース中も続いたということだ。そんな中ふたりのドライバーは、本当にいい仕事をしてくれた。彼ら自身は、マシン挙動に最後まで満足できなかったようだけどね。

──セットアップ作業において、なかなかスイートスポットに入れることができない?
ホーナー:(スイートスポットが)非常に狭いことは、確かだね。いろんな可能性を探っているところだ。開幕後の2レースで、多くのデータを得ることができた。それらを解析することで、どの領域にフォーカスすべきか、新たな方向性が見えつつある。

──厳しい状況にあるピエール・ガスリーが、ようやくポイントを獲得できました。そのことの重要性は?
ホーナー:今日のピエールは、非常に力強いレースを戦ってくれた。何度も素晴らしいオーバーテイクを披露してくれたしね。特にペレスに対する追い抜きは、実に印象深いものだった。TV中継では、あまり映してくれなかったのは残念だった。

 今の彼に一番重要なのは自信を取り戻すことであり、その意味でも実にいい走りをしてくれた。特にレース後半はね。あれでずいぶん、自信を取り戻したんじゃないかな。あとは予選で本来の速さを発揮してくれれば、レース展開もずいぶん楽になるはずだ。

──予選ではガスリーだけでなく、マックス・フェルスタッペンもかなり手こずりました。その原因を、どう見ていますか。
ホーナー:タイヤの一番効果的な部分を使うのに、非常に苦労した。そのなかでもマックスはよくやってくれたが、それでもあの順位が限界だった。

■メルセデス&フェラーリと互角に戦えるのか。次戦中国GPでアップデートを投入へ


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