2015年F1マレーシアGPの金曜プラクティスで、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは6位/10位、ダニール・クビアトは9位/4位だった。
■インフィニティ・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド フリー走行1=6位/2=10位
メルボルンではテストの時より向上しようと努力したが、今は2月のテストの時に近いもの(エンジンマップセッティング)に戻している。今週末は進歩を求めるよりも、少なくとも(エンジンの)ドライバビリティがいい状態になるよう元に戻しているんだ。
ポジティブな要素がいくつか見られた。今朝走り出してすぐに、メルボルンで経験したドライバビリティの問題が大方改善していると感じた。
これ(エンジンのドライバビリティの問題)がメルボルンで僕らが抱えていた最大の問題だったから、その大部分がなくなったのはいいことだ。
午前中に少しセットアップ変更をしたが、午後に(エンジン関係の)問題が出たために本格的な走行はあまりできなかった。それでも少なくともエンジンとドライバビリティの問題に関しては前向きな感触を持てた。
ダニー(クビアト)からいいフィードバックがあったし、彼のペースはフェラーリからさほど離れていなかったから、明日に向けて期待を感じられる。明日予選前に雨が降ったらちょっと嬉しいんだけどね。
ダニール・クビアト フリー走行1=9位/2=4位
セッション終盤に小さな問題が発生したけれど、大きな問題ではないし、前回より好調だと感じる。今日はいいラップを走れた。今夜さらに向上を図るつもりだし、今後も努力し続ける。
メルボルンの時と比べると状況はいいし、間違いなくポテンシャルがある。ひたすら作業に取り組むだけだ。タイムシート上はいい位置につけているけれど、まだ金曜だからこの順位をそのまま受け取ることはできない。明日と日曜に何が起きるかを見ていくことの方が重要だ。もちろん戦い続けるよ!