2019年F1第3戦中国GP、今回はホンダPUを搭載したマシンが3台入賞とレッドブルとトロロッソが好調な走りを見せました。今回も熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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今回、F1が1000レース目の記念イベントでした。
モータースポーツはいろんな記録の積み重ねを大切にしますよね。
一番の目玉だったのが、このロータス48B、グラハム・ヒルさんがチャンピオンを獲得したマシンで、息子のデーモン・ヒルさんが走行しました。
パドックにはヘルメットやレーシングスーツ、ステアリングの展示などがありました。
マシンにもF1 1000のロゴマーク。
ヘルメットにも貼っている人がいましたし、スペシャルカラーリングするドライバーもいました。
が、1000という大きな節目にしては、全体的にショボかったというのが僕の印象です。
2018年鈴鹿の30回記念大会の方が気合が入っていたように思えます。
まあ、デーモンさんがロータスで走っていても、現地の人たちはあまり関心がないようにも見えましたし……
ちょっと残念な感じもしつつ……
バーニーさんが居たら、こんなんじゃ無かったような気もします。
これは、レース1周目のホームストレートに戻ってきたところ、バーチャルセーフティカー中ですのでゆっくりです。
予選の順位は見事にチームごとに10番手まで並びました。
メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ルノー、ハースの順番。
スタートでルイス・ハミルトン選手が出て、そのままゴールという……
そのまんまな感じのレースでしたね。
今年もメルセデスは隙なしですね……速いマシンに速いドライバーが乗って優勝する。
でもメルセデスが苦手なコースも存在しますからね。
その時、果たしてどのチームが来るのか来れるのか!
と言っても、よっぽどの波乱のない限り、フェラーリかレッドブルしかないんだけれど。
昨年はレッドブルに所属していたダニエル・リカルド選手が勝った上海。
今年もレッドブルがいけるのかと思ったけれど、そうはならなかった。
走ってみるまでわからないということですね。
4位入賞はさすが、マックス・フェルスタッペン選手!
ピエール・ガスリー選手は、6位入賞。
終盤にピットインしてタイヤ変えてファステストラップポイントをゲットしました。
とはいえ、レースペースはフェルスタッペン選手にジワジワ離されっぱなし……
思ったようなマシンに仕上がってないようですけど、なるべく早くフェルスタッペン選手に近い結果を残さねばなりません。
ヘルメットに、「Work hard,dream big」
その通り!
次は第4戦アゼルバイジャンGP、直線が長い。
馬力勝負。
ホンダ製パワーユニットのスペック2投入かとの噂もあり、どうなんでしょう?
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン選手にがぜん注目が集まってきているんじゃないでしょうか!
FP3の最終コーナーでクラッシュ。
予選に出れなくてピットスタート。
追い上げて10位!いいね!
GP3、GP2での活躍そのままな感じで、F1に慣れてきて好成績。
今後が楽しみです。
ハースで気になるのが、予選ではいいタイムが出てもレースペースが遅くなるという現象。
バーレーンでも同様だったんですよね。
木曜にハースのチーフエンジニアである小松礼雄さんに話を聞いたときは、原因はわかっているようだったんですけど、、、
また違う要因だったのかな。
2戦連続ノーポイントは想定外。選手権4位争いは熾烈です。
次は何としてもポイントを得なければ!