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F1 ニュース

投稿日: 2019.04.19 07:15
更新日: 2019.04.18 20:55

F1 Topic:アゼルバイジャンGPでPUアップデートが噂されるホンダ。懸念は中国GPで発生したクビアトのトラブル

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F1 | F1 Topic:アゼルバイジャンGPでPUアップデートが噂されるホンダ。懸念は中国GPで発生したクビアトのトラブル

 F1第3戦中国GP後、ホンダが次戦アゼルバイジャンGPに改良パワーユニットを投入するのではないかという噂が持ち上がっている。

 その根拠となっているのは、マックス・フェルスタッペンの「バクーではマシンとエンジンに新しいパーツが導入される予定だ。本格的なアップグレードはもっと後になるけどね」というコメントだ。(4月17日「「今年は決勝スタートがうまくいかない」。悩むフェルスタッペン、レッドブル・ホンダのアップグレードに期待」)。

 また中国GPではレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、「バクーでは20馬力向上したアップデートしたパワーユニット(PU/エンジン)が投入される予定だ」と語ったという話もある。ただし、中国GPでホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、その件について一切、明言はしておらず、その真偽は定かではない。

 20馬力アップというと、バクー・シティ・サーキットの場合、約コンマ4秒のタイムアップとなる。中国GPの予選で5番手だったマックス・フェルスタッペンとポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)のタイム差はコンマ5秒ほどだったので、もしこれが本当なら、ポールポジションに迫ることになる。

 それほどの大きな改良は、通常であれば、スペックを上げたアップグレードエンジンでなければ実現しない。もちろん、予選モードの使用範囲を予選だけでなく、レースに拡大することでも『20馬力アップ』は可能である。同じ記事の中で、フェルスタッペンが「今の僕らはレースペースがよくない」と言っていることからも、同じスペック1のまま、予選モードの使用範囲をレースまで広げて使う可能性は十分に考えられる。

 スペック1のままパフォーマンスを向上させるのか。またはスペック2を投入するのか。あるいは中国GPと同じスペックをまったく同じ使い方で臨むことになるのか。その答えは1週間以内にわかることだ。しかし、どうなるにしても、今のホンダのパワーユニットには、もうひとつ気になることがある。

■PUアップデートの決断を下すタイムリミットは4月21日


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