2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP、土曜日の現地時間14:00からフリー走行3回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、ピエール・ガスリーは20番手となっている。
FP3は気温17℃、路面温度は43℃、ドライコンディションで行われ、まずは各車インスタレーションラップでマシンをチェックしていく。
10分経過時点でタイムを出したのは、ガスリーとロバート・クビサ(ウイリアムズ)のみ。
その後、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録するが、チームメイトのルイス・ハミルトンがミディアムタイヤで1分43秒929を叩き、トップに浮上した。
20分が経過し、ルクレールがソフトタイヤで1分42秒638でトップに浮上。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは3番手。この時点でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはインスタレーションラップを1周終えたのみでまだコースに出ていない。
ようやくコースインしたフェルスタッペンが6周目のアタックで1分43秒876で5番手タイムをマーク。トロロッソ・ホンダ勢はアレクサンダー・アルボンが4番手、ダニール・クビアトが6番手と好調な走りを見せている。いっぽうのガスリーはロングラン重視の走りをしているためか20番手と振るわず。
残り20分、各車ピットインし、次のタイヤセットでの走行準備を進める。
上位勢の中でボッタスとハミルトンがソフトタイヤでコースイン、アタックを開始する。ハミルトンはタイムアップしなかったもののボッタスが4番手に浮上している。
残り10分を切り、全体ベストを刻んだルクレールが1分41秒604でタイムを更新。2番手はフェルスタッペン、3番手はベッテル。なお、2018年のアゼルバイジャンGP予選は、1分41秒498がポールタイムだ。
その後、ルクレールのタイムを上回るドライバーは現れずセッションは終了。2番手はタイムを更新したベッテル、3番手フェルスタッペンという結果になった。ホンダPU勢はクビアトが6番手、アルボン8番手、ガスリーは20番手に終わっている。
2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP フリー走行3回目 リザルト
Pos | No. | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1’41.604 | 14 |
2 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’41.802 | 14 |
3 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’42.852 | 16 |
4 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’43.064 | 19 |
5 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’43.176 | 17 |
6 | 26 | D.クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’43.223 | 18 |
7 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’43.294 | 19 |
8 | 23 | A.アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1’43.300 | 19 |
9 | 11 | S.ペレス | レーシングポイント | 1’43.430 | 15 |
10 | 7 | K.ライコネン | アルファロメオ | 1’43.537 | 19 |
11 | 3 | D.リカルド | ルノー | 1’43.561 | 20 |
12 | 99 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1’43.637 | 20 |
13 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1’43.924 | 20 |
14 | 55 | C.サインツJr. | マクラーレン | 1’43.978 | 19 |
15 | 18 | L.ストロール | レーシングポイント | 1’44.039 | 16 |
16 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’44.043 | 19 |
17 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’44.374 | 16 |
18 | 88 | R.クビサ | ウイリアムズ | 1’46.000 | 19 |
19 | 63 | G.ラッセル | ウイリアムズ | 1’46.290 | 20 |
20 | 10 | P.ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’47.836 | 22 |