2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝でトップ10に入ったドライバーたちが決勝日を振り返った。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=1位
勝つことができて気持ちがいい。ポールシッターは、波乱のないレースを望むものだ。ドラマが少なければ少ないほどいい。
スタートは完璧ではなかった。中国でホイールスピンを起こしたから、少し慎重になりすぎた。ルイスの方がいいスタートを切ったために、ターン1とターン2でサイド・バイ・サイドになった。ふたりとも相手を尊重した上で競い合った。いいバトルだったと思う。前のポジションを維持して、ギャップを築くことができてよかった。
今日、ルイスはとても速くて、レース終盤にもプレッシャーをかけてきた。だから絶対にミスはできなかった。
レース後、無線で言ったことの繰り返しになるけれど、『本当になんてすごいチームなんだ!』と思う。サーキットの現場で働くスタッフも、ファクトリーのスタッフも、全員の仕事のレベルが、今、ものすごく高い。チームの全員を誇りに思うよ。これからもこのレベルを保って、いい結果を出していく必要がある。