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F1 ニュース

投稿日: 2019.05.01 10:00
更新日: 2019.04.30 17:41

ホンダF1本橋CEインタビュー:昨年苦戦したエネマネの使い方もスムーズに対応。「あのままクビアトが走っていれば……」

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F1 | ホンダF1本橋CEインタビュー:昨年苦戦したエネマネの使い方もスムーズに対応。「あのままクビアトが走っていれば……」

 開幕3戦で連続入賞し好調な走りを見せるトロロッソ・ホンダ。F1第4戦アゼルバイジャンGPでは、惜しくも入賞できなかったものの、2018年のときのようなレース中の慌ただしい雰囲気はない。トロロッソを担当しているホンダ本橋正充F1チーフエンジニアに現在のチーム状況を訊いた。

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──今シーズンは開幕戦から3戦連続で入賞。調子がいいですね。

トロロッソ担当、ホンダ本橋正充F1チーフエンジニア(以下、本橋CE):今年は空力に関するレギュレーションが変更されて、少し心配していたんですが、それを逆手にとって、チームがうまく対応してきたようです。

 その結果、クルマの性能自体が昨年に比べて上がってきて、セットアップが決まれば、ライバル勢としっかりと戦えています。だから、開幕戦のオーストラリアGPから、ここまでのところ、どのサーキットへ行っても安定していい戦いができていますね。クルマの進化が大きいように思えます。

──その調子はアゼルバイジャンGPでも続きました。昨年のアゼルバイジャンGPでトロロッソの予選は17番手(ピエール・ガスリー)と19番手(ブレンドン・ハートレー)。ガスリーの17番手は、直前を走行していたチームメイトが単独事故でスローダウンしたため、それを避けようとしてオーフオフしたものだったとはいえ、今年の予選はダニール・クビアトが6番手、アレクサンダー・アルボンも13番手と昨年を大きく上回りました。クビアトの6番手はチームとしても今シーズン初めての予選Q3進出です。

本橋CE:アゼルバイジャンGPは金曜日からクルマの仕上がりが良く、非常にコンペティティブな戦いができていたと思います。バクー・シティ・サーキットは長いストレートが後半にあり、そこでストレートでの競争力があったのが、その主な要因だったと思います。アルボンはうまくまとめられずに13番手に終わりましたが、2台そろってQ3に進出するポテンシャルはあったと思います。

■予選の勢いを決勝に繋げられなかったトロロッソ・ホンダ


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