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F1 ニュース

投稿日: 2019.05.03 10:00
更新日: 2019.05.03 01:05

ハッキネン、F1アゼルバイジャンGPでのボッタスと、メルセデスのチームワークを称賛

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F1 | ハッキネン、F1アゼルバイジャンGPでのボッタスと、メルセデスのチームワークを称賛

 ミカ・ハッキネンは、F1アゼルバイジャンGPで優勝したバルテリ・ボッタスのパフォーマンスは、これまで見たなかでも最高のものだったと考えている。

 ボッタスはバクーで自身のキャリア5度目の優勝を成し遂げ、チームメイトであるルイス・ハミルトンとともに、メルセデスに4戦連続となる1−2フィニッシュをもたらした。この結果は、シーズン開幕ではどのF1チームも達成したことのないものだ。

 土曜日のポールポジション獲得から決勝日での勝利まで、ボッタスはハミルトンに対して僅かながら差を維持し、ミスを犯すことがなかった。これがハッキネンを感心させたという。

「このバルテリのパフォーマンスは、これまで見たなかでも最高のもののひとつだ。彼は1周目から完璧にレースをコントロールしていた」と、2度のチャンピオン獲得経験を持つハッキネンは語っている。

「レース終了の数周前から、ルイスはエンジニアに全開で走ってもいいと言われていた。彼は差を縮めたが、バルテリも反応した」

「これが彼のレースであり、誰も盗み取ることができないものだ」

 ハッキネンは、メルセデスがバクーで優位を保つ要因となった、チームワークの良さも強調した。

「以前にも話したことがあるが、バルテリとルイスが享受しているのは、彼らのチームワークから生み出される強さだ」

「予選でのバルテリはマクラーレンのランド・ノリスのトウを利用すべく完璧な走りをし、ルイスもまたバルテリのトウを利用できていた」

「こうしたチームワークはレースでも維持されており、2台のメルセデスが最初の1、2コーナーをサイド・バイ・サイドで走っていても、互いにスペースを空けていて接触をすることがなかった」

「そうしてバルテリは素晴らしい1周目を走ることができたのだ。そして、その周の終わりにはルイスに対して2秒も差をつけていた」

 しかしハッキネンは、現状ではメルセデスが優位に立っているものの、フェラーリが一貫性を持った走りをするようになれば反撃してくると見ている。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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