今シーズンからF1に新規参入するハースは、予定通り2月下旬のテストで新車を披露する。
現在、アメリカをホームとする同チームは、2月22日にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われるプレシーズンテストで新車をコースデビューさせるべく、イタリアでシャシー製造元のダラーラとともに車体の組み立て作業にあたっている。
このテストの1週間前にはフェラーリのパワーユニットが搭載され、PUを初始動するとの情報を、チーム代表のギュンター・シュタイナーが英国オートスポーツに明かした。3つあるチーム拠点のひとつが位置するバンベリーにて、シュタイナーは以下のように語っている。
「パワーユニット始動は15日を予定している。ここからはひとつひとつの節目が重要になってくる。先日通過したクラッシュテストもそのひとつだ。あれは良かった。エンジニア・チームに自信を与えることができた」
「この始動は、ハースの歴史において次の重要な節目だ。その後はマシンを初めてコース上に出し、初のレースを走ることになる。けれども私にとってエンジン始動は大きな要素だ。期待もしているし、胸が高鳴る」
ロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスの両ドライバーは来週、それぞれのシートフィッティングを行うことになっている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています