メルセデスのボス、トト・ウォルフは、チームがルイス・ハミルトンに、彼本来のパフォーマンスを発揮できるクルマを与えることに「失敗した」と認めた。
ハミルトンはプラクティスを通じて、ブレーキングが思いどおりにならないことに苦しんでいた。そして、その問題が予選でも解決されなかった結果、彼はQ3の最初のランでポールシッターのニコ・ロズベルグから0.7秒も遅れを取り、2回目のランでは自己ベストの更新さえできなかった。
これについてウォルフは、「ルイスのクルマは、本当ならFP1の終わりに到達しているべきレベルにも達していなかった」と語っている。
「クルマのセットアップと、タイヤを作動温度領域に入れ、ドライバーがクルマを完全に信じて乗れるようにすることの間で、適切な妥協点を見つけるのは簡単な仕事ではない」
「私たちはそこで失敗した。予選での彼のクルマは、本来のパフォーマンスを引き出せる状態ではなかったということだ」
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