5度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、メルセデスにおける良い基準かつベンチマークとなっており、理想的なチームメイトであるとバルテリ・ボッタスは述べている。
シーズン初めの4戦でメルセデスは圧勝し、ボッタスは今週末のスペインGPを前に、1ポイント差でドライバーズ選手権の首位に立っている。
ふたりのドライバーはそれぞれ2勝しているが、ボッタスは開幕戦オーストラリアGPでファステストラップを出したことにより、追加の1ポイントを獲得している。
2018年シーズンのボッタスは苦戦し、最終的にハミルトンに追いつくことができなかったものの、今シーズンはチームメイトと互角に戦っている。そして彼は選択の自由があるとしても、隣のガレージにいる現F1世界チャンピオンのハミルトン以外のドライバーを、チームメイトには選ばないという。
「ルイスは何度も世界チャンピオンになっているから、良い基準とベンチマークであるという点で、彼のチームメイトでいるのは素晴らしいことなんだ」とボッタスは語った。
「とても強いチームにいることも、絶好のチャンスとなる」
「一方で、当然ながら常にチームメイトと戦い比較されるわけだから、彼のチームメイトでいるのが簡単なことではないことは確かだ」
「彼を追い越すのはいつだって難しいけれど、可能だと分かっているし、チームのなかで一緒に仕事をするにつれてどんどん近づいている」
「僕はこれを絶好の機会だと捉えているし、他のチームメイトを選ぼうとは思わない。そのほうが僕にとって、より楽であるとしてもね」