2019年F1第5戦スペインGP決勝で5位~優勝のドライバーたちが日曜日を振り返った。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 決勝=5位
難しいレースだった。ファーストスティントはとてもうまくいっていたけれど、その後、苦労するようになった。ハードコンパウンドで最後まで走り切りたいと思っていたが、セーフティカーが出動したため、リスタートで厳しくなると分かった。そのため、ミディアムタイヤに交換した。
セカンドスティントとサードスティントではバランスがよくなくて、自信を持って走ることができなかった。
僕らにはやるべきことがたくさんある。トップとの差を縮めるために、全力を尽くしていくつもりだ。今週末、たっぷりデータを集めたし、この後のテストでもデータ収集に努める。
(Formula1.comのインタビューで語り)ハードタイヤに換えたのが悪い判断だったとは思わない。あれで最後まで走り切りたいと思ったんだ。でも残念ながらハードをうまく機能させることができなかった。リヤにとても苦しめられて、時間を失った。それはミディアムでも同じだったけどね。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル 決勝=4番手
今日は可能なほぼ最大の結果を出したと思う。自分たちにはもっと速さがあると思っていたので、期待外れのレースだった。
スタート後、前の2台に仕掛けようとしたが、タイヤにフラットスポットを作ってしまい、そのせいで自分のレースが苦しくなった。レースが1コーナーで決まるわけでないことは十分承知している。でも、少なくとも僕らはメルセデス勢に挑み、ライバルたちと戦うことができると思っていた。
シャルルと僕は互いのレースを邪魔しないように、できる限り協力し合って走ろうとした。
まだシーズンは序盤だから、目の前の一戦に集中して戦っていく。チームの全員が懸命に努力をしているから、今の位置から挽回できると考えている。
(Formula1.comのインタビューにこたえ)1コーナーの後でフラットスポットを作ってしまった。メルセデスに対して何かをするなら、あそこが唯一のチャンスだと分かっていたんだが、結局、あそこで僕らは表彰台を失った。
セーフティカーが出動したことでチャンスが訪れたけれど、マックスとはペースが同じだったから、オーバーテイクするのは難しかった。不可能といってもいいかもしれない。