F1スペインGP後の5月14日、2019年2回目のインシーズンテストがバルセロナ・カタロニアサーキットで行われた。快晴の下、全10チームの13人のドライバーが走行を行った。
トップに立ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。最もソフトなC5タイヤで1分15秒511を記録した。これは自身がスペインGP土曜予選においてC3タイヤでマークしたポールポジションタイムから約0.1秒落ちのタイムだった。2番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールがC2タイヤでの1分16秒933で続いた。
ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載勢は、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが3番手、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが5番手という結果だった。クビアトはC4タイヤで1分17秒679をマーク、121周を順調に走りこんだ。ガスリーはセッション終盤にトランスミッション関連と思われるトラブルでストップ。しかし118周を走っており、自己ベストタイムはC3タイヤでマークした1分18秒140だった。
■2019年F1バルセロナテスト1日目タイム結果(5月14日)
Pos | Driver | Team | Time(tyre) | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1’15.511(C5) | 131 |
2 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1’16.933(C2) | 131 |
3 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’17.679(C4) | 121 |
4 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’18.051(C3) | 68 |
5 | ピエール・ガスリー | レッドブル・ホンダ | 1’18.140(C3) | 118 |
6 | カルロス・サインツJr. | マクラーレン | 1’18.263(C2) | 64 |
7 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | 1’18.326(プロトタイプ) | 103 |
8 | ニック・イェロリー | レーシングポイント | 1’18.361(C5) | 111 |
9 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ(ピレリテスト) | 1’18.425(2020年プロトタイプ) | 133 |
10 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1’18.567(C3) | 44 |
11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント(ピレリテスト) | 1’19.719(2020年プロトタイプ) | 118 |
12 | カラム・アイロット | アルファロメオ | 1’19.819(C2) | 41 |
13 | ニコラス・ラティフィ | ウイリアムズ | 1’20.670(C2) | 133 |
※C1タイヤが最もハード、C5が最もソフト